下手な実用書を読むくらいなら三田紀房漫画を読め
皆様こんにちは。ガッツ(@guts_0773)です。
今日はタイトルの通りです。
まだまだコロナが怖くて気軽に外出できない世の中ですので、気になるものがあったら読んでみて下さい。
*「ドラゴン桜」は個人的には単なるお受験漫画感があるので今回は外しました。
エンゼルバンク
転職の漫画で、私が最初の会社が半ば倒産状態になって転職活動していた頃に連載していた漫画です。
もちろん転職活動に際してもフル活用させていただきまして、無事内定をとることができました。ですが今読んでも気付かされることも多い漫画なので、転職以外の視点からも読んでほしい漫画です。
どう言う点かと言うと
「普段テレビなどのマスメディアが報じないような視点のネタが多い」
と言う点です。
一つ挙げるとすれば、タイムリーなものですと
『分母で考えろ』
と言う一文です。
今で言えばコロナウイルス。
連日「今日の東京は何人感染者が〜」「PCR検査が〜」「保健所が〜」ってどのテレビ局のニュース番組を付けても報道してますよね。
SNS上では
「日本の対応は酷い。政府は国民を救う気がないのか。」
「世界的に見ても日本は封じ込めに成功している。パヨクは黙ってろ。」
なんて論争が飛び交っている状況です。
この問題だって分母(検査数)を考えればまた違った論争ができます。日本のテレビでは徹底して分母を言いません。一方で海外では分母は当然のように報道されています。この隠されていない分母の部分がわかれば他国と比べて日本はどうなのかと言うこと、日本がどうするべきなのかの議論もまた違う方向になります。
こう言った一見転職と関係がなさそうな視点から転職に関連づけて描かれている漫画がこの「エンゼルバンク」なのです。
また転職の中の一つの選択肢として『起業』についても描かれています。
これもタイムリーな話題といえるでしょう。
コロナ不況での解雇や倒産は今後ますます増えていく可能性があります。
そう言った時にもこの漫画は多いに参考になるかと思います。
インベスターZ
これは一言で言えば投資の漫画です。投資というと皆さんどんな印象を持ちますか?
「怖い」「成金のやることだ」「金の亡者」
とか、正直あまりいい印象は持っていないのではないかと思います。
と言ってもこの漫画はそう言うイメージを払拭し投資を促すような漫画ではありません。
主人公の中学一年生の財前くんは最終的には大幅に増益を収めますが、途中でちょいちょい失敗して損失を出します。決して投資が危ないものでない、みんなバンバンやろうと言うような漫画ではありません。
私はこの漫画は一つには
「これからの時代はリスクをとることを恐れてはいけない、リスクとうまく付き合っていかなければいけない」
と言うことを言っている漫画だと思っています。
これは投資だけに限ったことではありません。すべてのことには少なからずリスクは存在します。そう言った「リスクとどう付き合って行くか」と言うことをテーマにした漫画であり、リスクということが一番わかりやすいのが投資だったから取り上げたと言う部分が大きいでは?と私は思いました。
もう一つこの漫画を読む際に気を付けてほしいのが
「経営者の視点」で見てほしい
と言う点です。
と言うのも投資に絡んで企業研究ということが出てくるのですが、そこには経営者の立場で見てみると我々の生活にとってもプラスになるようなことが数多く出てくるからです。
この2ページなんかまさにそうなんですが、皆さん読んでて「ギクッ」とくることありませんか?
私は正直いっぱいあります。
それは自分自身についてでもありますし、過去に所属した企業についてもです。
「あの時行動していれば」
「あの時会社はあんなこと言っといて結局やってないじゃないか。やってたらこんなことにならなかったのに。」
って思うことがいっぱいあります。
この2ページだけでも十分に読む価値はあると私は考えています。
ドラゴン桜2
ドラゴン桜の続編なので基本は受験についてなんですが、この漫画も受験以外の別の視点から読んでほしい漫画です。
それは『「学校」というものが何なのか』『教育とは何なのか』という視点です。
皆さんは学校の教育内容・カリキュラムに疑問を持ったことはありませんか?
何で事故も起きて危険だと言われているのに、未だに暑い時期に運動会をやり、組体操を辞めないんでしょうか?
子育てをしている方は学校等から「お宅の子は他の子に比べて〜」って言われて、「何でそんなことをいう訳?」って思ったことはありませんか?
他の子と比べてどうこうなんて子供の成長にどう関係があるんですか?
他の子ができることが自分の子ができないがおかしいって言うのは、どう言う根拠があるんですか?
この2ページを見てどう思いますか?
これでも皆さんは何の疑問も持たず学校の言うこと、世の中に溢れかえっている『常識?』に従って子供を育てますか?
過去の記事でも私はずっと言ってきましたが、時代は刻一刻と変化し続けているのに世の中に溢れ変えている『常識?』や慣習は疑われることなく、ずっと変わっていません。
価値観や生き方が多様化して変化し続けているのに、どうして学校や企業は変わらないんでしょうか?
ドラゴン桜2はまだ連載中の漫画なので、この先どう言う展開になってどんな新しい視点が描かれるのかが楽しみな漫画でもあります。
番外編:アルキメデスの対戦
こちらは歴史IFの漫画になります。
なので本編は「あの時こういう展開があったら」と言うものが多いんですが、注目してほしいのは物語の途中途中で出てくる『交渉』の場面です。
舞台が第二次世界大戦前になりますので、開戦するのかどうか紙一重な交渉が続く時期なのですが、その中で主人公櫂直が開戦を阻止すべく海軍やアメリカとも交渉して行く『交渉術』は我々が社会活動をして行く中でも得るものが多いと思います。
三田漫画は考えながら読むとより面白い
いかがだったでしょうか?
ここまで読んでいただいておわかりいただけたと思いますが、これらの漫画はメインテーマを掲げながらも随所にメインテーマに付随する形で、様々な社会問題が提示されています。
そう言った問題を探し、それについて考えながら読むのも三田作品を楽しむ一つの方法であり、私がお勧めする最大の理由です。
興味の出た方はぜひ読んでみて下さい。
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長文にお付き合いいただきましてありがとうございました。
なお、受け取っていない・・・・・・・!